「音」と「映像」を作る「ビジュアル」なプログラミング環境
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松村 誠一郎 著
2017年 8月 7日発売
A5判
176ページ
定価 \2,090(本体 \1,900)
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ISBN978-4-7775-2021-3 C3004 \1900E
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「Max」は、フランスのパリにある「IRCAM」(国立音響音楽研究所)で開発された、音楽制作用のプログラミング環境です。
シンセサイザーのような電子音を作ったり、映像にエフェクトをかけて表現するなどできます。
「Max」を使うと、自分好みの「エフェクター」作って音作りをしたり、映像に合わせて音を変化させたりできるため、プロの音楽制作現場やメディアアートなどの世界で、よく利用されています。
「オブジェクト」と呼ばれる箱を「線」でつないでいく「ビジュアル・プログラミング」の方式を採用。プログラミングが分からない人でも簡単に扱うことができます。
本書は、「Max」をはじめて利用する人を対象に、はじめの一歩として最適な「音」に関するサンプルのプログラムに触れながら、基本的な操作や「オブジェクト」の種類について、詳しく解説しています。
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■ 主な内容 ■ |
第1章 「Max」に触る
[1-1] 「Max」とは
[1-2] 「Max」の起動
[1-3] 簡単な「パッチ」を作る
[1-4] パッチの実行
[1-5] 「MSPオブジェクト」のパッチを作る
[1-6] 4つの「ツールバー」
[1-7] 「Max」を便利に使う21の技
第2章 サウンド・プログラミング
[2-1] 「オーディオファイル」の再生
[2-2] 順再生と逆再生を連続させる
[2-3] 「オシレータ」を使って再生
[2-4] 「ループ再生」用のオブジェクトで再生
[2-5] オーディオファイルの「直接再生」と「直接録音」
[2-6] 「フィルタ」を通して音を鳴らす
[2-7] 音を遅らせて鳴らす
[2-8] 「リバーブ効果」をかけて音を鳴らす
[2-9] 音の「ピッチ」や「音量」を、周期的に揺らす
[2-10] 「ピッチ」を変化させる
第3章 「beap」で「モジュラー・シンセサイザー」
[3-1] モジュラー・シンセサイザー
[3-2] 「キーボード」で鳴るシンセサイザー
[3-2] 「bpatcher」はパッチの覗き窓
[3-3] 「Gen」を使った高速化
[3-4] 「Gen」の基本操作
[3-5] 「Gen」のパラメータ
[3-6] 「Gen」で作るディレイ
[3-7] 「MSP」と「Gen」のパッチの比較
第4章 「Max for Live」で開発
[4-1] 「DAW」と「プログラミング環境」
[4-2] 「エフェクター」を作る
[4-3] 「Max Audio Effect」を「Max」で開く
[4-4] 「エフェクター・デバイス」を作る
[4-5] 「エフェクター・デバイス」を使う
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