「電子オルガン」「電卓」「ブートローダ/スケッチライタ」を作る
|
谷川 寛 著
2016年 4月16日発売
B5判
96ページ
定価 \1,760(本体 \1,600)
|
ISBN978-4-7775-1941-5 C3004 \1600E
|
|
安価なマイコンボード「Arduino」(アルドゥイーノ)は、高い拡張性をもっています。
本書は、Arduinoを使った「電子オルガン」「電卓」「ブートローダ/スケッチライタ」の作り方を丁寧に解説しています。
[第1章]Arduinoで「電子オルガン」を作る
特殊な部品は使わず、工作が簡単な、「タクト・スイッチ」を使った鍵盤を作り、それを「Arduino」に接続して、「電子オルガン」にしてみます。
[第2章]Arduinoを使った「電卓」の製作
どこの家にでもあり、ちょっとがんばれば自作できそうで、実際にはなかなか自作できない電子機器といえば、「電卓」がその代表例と言えます。
普段、よく使う機器なので、自作できれば感激が大きいかもしれません。
[第3章]Arduino用ブートローダ/スケッチライタの製作
Arduinoの互換機を自作するには、AVRマイコンにArduino用のブートローダを書き込む必要があります。Atmel純正の「AVRISP mkII」というISPライタを使えば、ブートローダの書き込みはできるようになりますが、AVRマイコンが実装された基板に、ICSP用のヘッダが付いていることが前提となります。
そこで、DIPパッケージの「ATmega328P」に直接ブートローダを書き込める装置を作りました。この装置には、ブートローダだけでなく、スケッチも書き込む機能があります。
|
|
■ 主な内容 ■ |
第0章 Arduinoに関する基礎知識
[0-1] Arduinoとは
[0-2]主だったArduinoのラインナップ
[0-3]Arduinoの開発環境
[0-4]本書の内容
第1章 Arduinoで「電子オルガン」を作る
[1-1]回路構成と回路図
[1-2]「コンソール基板」の製作
[1-3]「専用ケーブル」の製作
[1-4]ソフトウェア
第2章 Arduinoを使った「電卓」の製作
[2-1]電卓自作の問題
[2-2]電卓に必要な「スイッチ」の数を考える
[2-3]キー・マトリックス方式
[2-4]「抵抗分圧方式」の「キーパッド」
[2-5]「抵抗分圧方式」の「キーパッド」の設計
[2-6]「抵抗分圧方式」の「キーパッド」の製作
[2-7]「ResKeypadライブラリ」のインストール
[2-8]製作した「キーパッド」の動作確認
[2-9]電卓の製作
[2-10]製作した電卓の使い方と注意点
[2-11]電卓スケッチの解説
第3章 Arduino用「ブートローダ/スケッチライタ」の製作
[3-1]Arduino用「ブートローダ/スケッチライタ」の概要
[3-2]「回路図」「アートワーク」「部品表」
[3-3]回路構成の簡単な説明
[3-4]組み立て方
[3-5]使い方
|
本書内容に関するご質問は、こちら
本書のサポートページはこちら.
|
|
|