DirectX7実践プログラミング サポート情報 |
■第1章 DirectDrawサンプルのコンパイル方法
第1章のサンプルプログラムをコンパイルするには以下の手順を実行してください.
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1)DirectX 7 SDKをインストールする.
2)Visual C++ 6の「ツール」−「オプション」メニューを選択し,ディレクトリの設定で「インクルードファイル」と「ライブラリファイル」にDirectX
7 SDKへのパスを追加し,リストの一番上に設定する.
3)新しいプロジェクトとして,「Win32 Application」の空のプロジェクトを作成する.
4)プロジェクトに必要なファイル(「Ddraw001.cpp」など)を追加する.
5)プロジェクトの設定で,「ddraw.lib」と「dxguid.lib」をリンクする.
6)ビルドする.
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■第2章 Direct3Dサンプルのコンパイル方法
第2章のサンプルプログラムをコンパイルするには以下の手順を実行してください.
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1)DirectX 7 SDKをインストールする.
2)Visual C++の「ツール」−「オプション」メニューを選択し,ディレクトリの設定で「インクルードファイル」と「ライブラリファイル」にDirectX
7 SDKへのパスを追加し,リストの一番上に設定する.
3)新しいプロジェクトとして,「Win32 Application」の空のプロジェクトを作成する.
4)「Direct3D_IM」−「Class3D」フォルダ内のすべてのファイルを,プロジェクトのフォルダ内にコピーする.
※2章のサンプルは,「Class3D」フォルダ内のファイルを必要としています.これらのファイルを利用する方法には,他にパスを設定する方法もありますが,分からない場合はこのようにしてください.
5)プロジェクトに,ビルドするために必要なすべてのファイルを追加する.
6)プロジェクトの設定で,「winmm.lib」をリンクする.
※このサンプルでは,「ddraw.lib」と「dxguid.lib」は,ソースリスト上で明示的にリンク指定されています.
7)ビルドする.
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■第7章 フォースフィードバック・サンプルのバグについて
DirectInputのフォースフィードバック・ジョイスティック・サンプルには以下のバグがあり、コンパイルしても正常に動作しません。コンパイルする際は以下の個所を修正してください。
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「DI006.cpp」ファイルの114行目
hr = pDIJoystick->SetCooperativeLevel(hwndApp,
DISCL_EXCLUSIVE | DISCL_FOREGROUND);
フォース・フィードバック・デバイスは排他協調レベルが必要なのですが、サンプルでは、DISCL_NONEXCLUSIVE(非排他モード)になっています。これをDISCL_EXCLUSIVE(排他モード)にしてコンパイルしてください。
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■6.0以前のバージョンのVisual C++でのサンプルのコンパイル
本書のサンプル・プログラムはVisual C++ 6.0で作られています.そのため,サンプル・プログラムに付属しているプロジェクト・ファイルなどはVisual C++ 6.0用のものです.
Visual C++ 5.0などでサンプルをコンパイルする場合は,VC5で新しいプロジェクトを作り,そこにサンプルのコンパイルに必要なファイルを追加,設定してください.
なお,サンプル・プログラムがVisual C++ 5.0で正しくビルドできるかは確認しておりません.
(株)工学社 I/O別冊第1編集部
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