「加速度」「位置」「温度」の情報を無線で飛ばす!
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大澤 文孝 著
2019年 6月25日発売
B5判
160ページ
定価 \2,530(本体 \2,300)
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ISBN978-4-7775-2081-7 C3055 \2300E
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「TWELITEシリーズ」は、省電力が特徴の無線マイコンです。
本書では、「TWELITEシリーズ」を使って、次のことを実現します。
■モーションの検知
2.5cm角の薄型の無線センサー「TWELITE 2525A」を使って、遠隔の「動いた」「クリックされた」「落ちた」などの状態を把握します。
■温度の検知
「温度センサー」をつなぐことで、外界の「温度」を検知します。定期的に取得して「グラフ」にするのはもちろん、一定温度以上になったときに「警告メール」を送るような処理もできます。
■大まかな位置の取得
たとえば、各部屋に無線の中継器を置き、どの部屋にある中継器との電波強度がいちばん大きいかを調べることで、どの部屋にいるのかが分かるようになります。
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■ 主な内容 ■ |
Color Index(作例) はじめに サンプルプログラムについて
第1章 「ワイヤレス・センサー」を作る
- [1-1] 「センサー」を使ってできること
- [1-2] 配線なしで利用できる「ワイヤレス・センサー」
- [1-3] センサーをつなぐだけで「ワイヤレス・センサー」が作れる「TWELITE」
- 【column】電波を遠くに飛ばすには
- [1-4] 本書の内容
- 【column】「無線マイコン」としての「TWELITE」
第2章 「TWELITE 2525A」で「動き」を検知する
- [2-1] 「動き」を離れた場所で調べる
- 【column】TWELITE 2525Aの出荷時のROMバージョン
- 【column】「TWELITE DIP」のバリエーション
- [2-2] 「TWELITE 2525A」を組み立てる
- [2-3] 「TWELITE DIP」で親機を組み立てる
- [2-4] 動かして実験する
- [2-5] 「TWELITE DIP」と「TWELITE 2525A」でできること
第3章 「動き」をパソコンで捕らえる
- [3-1] 「TWELITE DIP」を「MONOSTICK」に置き換える
- [3-2] 「MONOSTICK」をパソコンに接続する
- [3-3] 「MONOSTICK」からデータを読む
- [3-4] Pythonで状態を調べるプログラムを作る
- 【column】「Mac」や「Linux」の場合
- [3-5] より細かい値を取得するに
第4章 より細かい情報を取得する
- [4-1] 内蔵されているプログラム(ROM)を変更
- [4-2] 「無線タグアプリ」を使うと、できること
- 【column】「TWELITE 2525A」を「リモコン」として利用する
- [4-3] 「TWELITE 2525A」の設定を変更する
- 【column】「TWELITE R」を使って「TWELITE 2525A」のプログラムを書き換える
- 【column】2本の「MONOSTICK」があると作業が簡単
- [4-4] 「MONOSTICK」を「無線タグアプリ」に入れ替える
- 【column】「標準アプリ」に戻すには
- [4-5] 「無線タグアプリ」でデータを取得する
- [4-6] 「標準形式」と「セミコロン区切り形式」とを切り替える
- 【column】「初期設定」に戻すには
- [4-7] 「3軸の値」を利用する例
- [4-8] 刻々と「加速度」を取得したい場合
第5章 電波の「送信間隔」を調整する
- [5-1] 「電波を送信する間隔」を調整
- [5-2] 送信間隔と送信のタイミング
- [5-3] 定期的に送信する
- [5-4] 動いたときに送信する
- [5-5] オプションを適切に設定する必要性
第6章 さまざまな「センサー」を使う
- [6-1] 「外部センサー」を取り付ける
- [6-2] 「無線タグアプリ」が対応する「センサー」
- [6-3] 「TWELITE DIP」を無線タグアプリ化する
- [6-4] 「TWELITE DIP」で温度センサーを作る
- 【column】「TWELITE 2525A」を「TWELITE R」経由で「インタラクティブ・モード」にする
- 【column】即時に電波を送信する
- 【column】I2Cのプルアップ抵抗
- [6-5] 「TWELITE 2525A」で「温度センサー」を作る
- 【column】
- [6-6] 「TWE-EH SOLAR」で「電池不要のセンサー」を作る
- 【column】キャパシタを「TWE-EH SOLAR」の背中に半田付けする
第7章 複数台のセンサーを活用する
- [7-1] 「親機1台」と「複数台の子機」との通信
- [7-2] 子機に「論理デバイスID」を割り当てて区別する
- [7-3] 電波を届きやすくする
- 【column】「チャンネル・アジリティ機能」を使う
- [7-4] 「再送回数」や「電波強度」を変更する
- [7-5] 「中継機」を使って「電波距離」を伸ばす
- [7-6] 「電波強度」を調べて、どの部屋にいるかを探す
- [7-7] 中継機を活用する
第8章 「IoT化」を模索する
- [8-1] 「IoT化」を実現するには
- 【column】便利な「IoTサービス」
- 【column】「Raspberry Pi」について
- [8-2] 「Raspberry Pi」を準備する
- 【column】「Raspberry Pi」を無線LANで接続する
- [8-3] 「Raspberry Pi」でPythonのプログラムを作る
- [8-4] M2Xにセンサーのデータをアップロードする
- [8-5] 他のセンサーにも応用可能
[Appendix]
- [Appendix A] 「Python」と「pySerial」のインストール
- [Appendix B] インタラクティブ・モード
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