「金融」新潮流理解のための理論的基礎
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赤間 世紀 著
2018年 5月19日発売
A5判
176ページ
定価 \2,530(本体 \2,300)
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ISBN978-4-7775-2051-0 C3033 \2300E
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現在、金融は、私達の生活に不可欠なものになっており、日常的に金融機関を利用し、資産形成のためにさまざまな投資ができるようになっています。
さらに「フィンテック」(Fintech)という「金融」と「IT技術」の融合分野が急速に発展しています。
「フィンテック」の理論的基礎の1つとして、金融の数学的基礎を利用して金融を工学的に研究する「金融工学」の有用性が再認識されています。
しかし、「金融工学」を学ぶには、数学や経済学などの幅広い前提知識が必要になります。
そこで、本書は、「金融工学」を効率的に学ぶことを目的とし、金融と関連する数学的懸念を簡潔に記しながら「金融工学」の基本事項を解説します。
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■ 主な内容 ■ |
はじめに
第1章 序論
[1.1] 金融工学
[1.2] 歴 史
[1.3] 応用分野
第2章 金融取引
[2.1] 金融
[2.2] 金融機関
[2.3] 金融市場
[2.4] 金利
[2.5] 金融政策
第3章 デリバティブ
[3.1] デリバティブ
[3.2] オプション取引
[3.3] スワップ取引
[3.4] 先物取引
第4章 単純市場モデル
[4.1] 基礎概念
[4.2] 仮定
[4.3] 非さや取引原理
[4.4] ワンステップ二項モデル
第5章 資産
[5.1] リスクなし資産
[5.2] リスクあり資産
第6章 金融モデル
[6.1] 離散時間 市場モデル
[6.2] 先物契約
[6.3] オプション・モデル
[6.4] 連続時間 市場モデル
[6.5] ブラック=ショールズ方程式
第7章 フィンテック
[7.1] フィンテックの概要
[7.2] 資産運用
[7.3] 資金調達
[7.4] 仮想通貨
第8章 まとめ
[8.1] 現在の状況
[8.2] 今後の可能性
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