オープンソースのゲームエンジン
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天沢らせん 著
2015年11月24日発売
208ページ
定価 \2,530(本体 \2,300)
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ISBN978-4-7775-1922-4 C3004 \2300E
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「ゲームエンジン」は、ゲーム作りに必要なツールを、ひとまとめにしたソフトです。以前はゲームの基礎的な部分も、すべてイチから作られていましたが、現在はプロの間でも「ゲームエンジン」を使った開発が主流になってきています。
そして、今まで一度もゲームを作ったことがない人でも、見栄えの良いゲームが簡単に作ることができるようになりました。
「Godot Engine」(ゴドー・エンジン)は、その「ゲームエンジン」のひとつで、オープンソースで開発されているため、無料で使うことができます。
主な特長は以下のとおりです。
・小規模から大規模まで対応可能
・2Dゲーム用の機能が充実
・Pythonベースのスクリプト言語
・インストール不要で小サイズ(20Mバイト)
・起動が早い
・オリジナルの2D&3D用の物理シミュレーションを搭載
・「マインクラフト」や「レゴブロック」のような、ブロック単位でのステージ制作が可能
本書は、「Godot Engine」を利用して、ゲームを作る方法を解説しています。
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■ 主な内容 ■ |
第1章 基本
[1-1] 概要説明
■ 「ゲームエンジン」とは
■ オープンソース
■ MITライセンス
■ マルチプラットフォーム
■ 他の「ゲームエンジン」との比較
[1-2] ダウンロード・インストール
■ ダウンロードしてみよう
■ インストール不要!?
[1-3] インターフェイス解説
■ プロジェクトマネージャー画面
■ メイン画面
■ 2Dと3Dの位置情報
■ 操作方法・ショートカットキー
[1-4] 機能説明一覧
■ 新規ノードの作り方
■ ノードの種類一覧(一部)
[1-5] 最初の一歩
■ シーンを保存する方法
■ 実行方法
■ 「メイン・シーン」の設定方法
[1-6] エクスポート方法
■ テンプレートのインストール
■ エクスポートする手順
■ エクスポートするものとしないもの
[1-7] デモファイルの使い方
■ デモファイルを使う手順
■ デモファイル一覧
第2章 2Dゲームの作り方
[2-1] Hello World
■ 文字を表示
■ キーボード・コントローラー
■ 画像を表示
■ 画像を「物理演算」で動かす
[2-2] キャラクター
■ 「プレイヤー・キャラクター」
■ 敵キャラクター
■ 画像を組み合わせて作るキャラクター
[2-3] 背景
■ タイルマップ
■ 画像で作る背景
■ すり抜ける床/動く床
[2-4] 要素
■ コイン
■ 音
■ 火/煙
[2-5] システム
■ HUD
■ 一時停止
■ タイトル画面
第3章 3Dゲームの作り方
[3-1] 「2D」との違い
■ 奥行きがある
■ 「3Dモデル」が必要
■ 画像や音はそのまま使える
■ 3Dでの操作方法
■ 「Blender」との連携
■ マテリアル
[3-2] 2Dの要素を3D化する
■ 「3D」の「タイルマップ」
■ 3Dのキャラクター
■ 3Dのカメラ
■ 3Dのアニメーション
■ 3D最初の難関・移動と回転
第4章 スクリプトの使い方
[4-1] スクリプトの使い方
■ 「ノード」に「スクリプト」を付ける
■ ブレーク・ポイント
■ デバッガ
[4-2] 日本語を使う
■ 日本語フォントの作り方
■ フォントファイルを設定する
[4-3] 「Python」との違い
■ 「def」ではなく「func」
■ 変数の宣言が必要
[4-4] 構文の説明
■ どこから始まるのか
■ 基礎編
■ データ型
■ 演算
■ 制御文
■ その他
[4-5] 関数の調べ方
■ コード補完
■ 「ヘルプ」から見る
■ ノードの「インスペクタ・ビュー」から見る
■ wikiから見る
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