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インテルCPU搭載の超小型基板
Edison&ArduinoではじめるIoT開発
nekosan 著
2015年10月23日発売   A5判  272ページ 定価 \2,970(本体 \2,700)
   ISBN978-4-7775-1919-4 C3055 \2700E
「IoT」は、「Internet of Things」(モノのインターネット)の略語です。
冷蔵庫や自動車など、これまでネットにつながっていなかったものもネットにつないで、相互に通信して情報をやり取りしたり、自動制御や遠隔操作を行なうといったことを想定しており、IoT向けの機器の開発が注目を集めています。

インテル社の「Edison」(エジソン)は、同社製のx86マイコンを搭載した、超小型の基板で、LinuxなどのOSを入れて「PC」の処理ができます。また、「Wi-Fi」や「BLE」(Bluetooth Low Energy:低消費電力の近距離無線通信)といった通信機能も搭載しており、これらを利用して「IoT」のためのマイコン基板としても利用可能です。
さらに、Arduinoと互換性がある開発用キット「Edison Kit for Arduino」が用意されており、Arduinoの統合開発環境や、Arduino用に市販されている機能拡張基板(シールド)がそのまま使えるなどの特徴ももっています。

本書は、この「Edison Kit for Arduino」を使ってさまざまな開発を行ないます。
まず、開発環境の導入からはじめて、基礎中の基礎である「LEDチカチカ」、デジタルとアナログの情報のやり取り、Webサーバ機能、各種通信機能の使い方などを、詳しく解説しています。
■ 主な内容 ■

第1章 「Edison」の特徴

[1-1]「Edison」とは
[1-2] スペック
[1-3] 利用環境
[1-4] 搭載機能
[1-5]「IoT」について
[1-6] 基板と各種機能
[1-7] Arduino環境の利用
[1-8] Linux OS環境の利用


第2章 初回の設定(Linux 周りなど)

[2-1]「 Edison Kit for Arduino」の内容物
[2-2] ハードの組み立て
[2-3] ソフト、ドライバの設定
[2-4] ファームウェアのアップデート
[2-5]「Yocto Linux」の更新と設定
[2-6] Wi-Fiの設定


第3章 開発の基礎

[3-1]「Arduino環境」の特徴
[3-2] LEDチカチカ
[3-3]「入出力端子」の設定
[3-4] PWM swizzler
[3-5] Groveシールド
[3-6] シリアルモニタ
[3-7] スケッチの構造
[3-8]「シリアルモニタ」から入力
[3-9] スケッチで使用される制御文
[3-10]「Groveシールド」を通してつないでみる
[3-11] スイッチ入力
[3-12] アナログ入力(センサ)
[3-13]「PWM」でアナログ出力
[3-14]「トランジスタ」でモータ制御
[3-15] サーボモータ
[3-16] シリアル通信
[3-17] Arduino環境で「GPIO」と「Web通信」を連動


第4章 「node.js」「JavaScript」と「MRAA」

[4-1] MRAA
[4-2]「node.js」と「JavaScript」
[4-3] サンプルプログラムを動かしてみる
[4-4]「MRAA」でLEDを点灯
[4-5]「MRAA」でスイッチ入力
[4-6]「MRAA」でセンサ(アナログ)入力
[4-7]「MRAA」でPWM出力
[4-8]「MRAA」と「socket」でWeb越しに電子機器を制御
[4-9]「MRAA」と「Ajax」でweb越しにGPIOを制御


第5章 「BLE」でデバイスを接続

[5-1]「BLE」とは
[5-2]「BLE周り」の設定
[5-3]「BLE」で通信する

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