身の回りの現象の「理屈」を「物理」で考える
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一宮 彪彦 著
2015年 2月26日発売
128ページ
定価 \2,090(本体 \1,900)
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ISBN978-4-7775-1883-8 C0042 \1900E
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「物理」は、身の回りの現象と深くかかわっています。
生活に欠かせないエアコンも、その「物理」を理解すると、いかに経済的な装置であるか見えてきます。
また、料理器具や住宅の構造も、「物理」を知ることで、見方が変わってきます。
さらに、ダイエットについても、人間が生きるためのエネルギーを「物理」で計算すれば、何をすればよいかが見えてきます。
「物理」の本当の面白さを知り、「物理現象」を理解するには、「なぜそうなるのか」という「理屈」を分かりやすく示し、さらに、他への応用が可能な形で「理屈」を示す必要があります。
すなわち、「物理」には「理屈」(理論)があり、その「理屈」は新しい世界を拓くためのものでもあります。
本書では、身近な現象や生活で使う道具を中心に、「物理」を使うと何が見えるか、また逆に、その「物理」を、難しい数学を使わずに分かりやすく解説し、減少の本質に迫ってみました。
※著者は名大名誉教授、理学博士。
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■ 主な内容 ■ |
第1章 「物理」とは
[1-1] 物理とはなにか
[1-2] エネルギーと物理
[1-3] 「落体の法則」と理想化—重量と質量
第2章 人間が生きるのに必要な「エネルギー」
[2-1] 「エネルギー」とは何か
[2-2] 「人間」が一日に必要とする「エネルギー」
[2-3] 【ダイエットと物理】「代謝」と「エネルギー・バランス」
[2-4] 「一日の体重変化」と「エネルギー消費」
第3章 「寒い冬」を「暖かく」過ごすには
[3-1] 「部屋」から「熱」を逃がさない
[3-2] 【エアコン暖房はエコ】「ヒート・ポンプ」について
[3-3] 「エアコン暖房」が他の暖房よりも得か
第4章 「エアコン」の仕組み
[4-1] 【「冷房」について】「冷やす」ということ
[4-2] 「湿度」と「体感温度」
[4-3] 「エアコン冷暖房」の原理
第5章 落ちる
[5-1] なぜ、「重い物体」ほど、「速く落ちる」のか
[5-2] 「自由落下」と「空気抵抗」
[5-3] 「空気抵抗」と「エコ・ドライブ」
[5-4] ホームランの打球の方向
第6章 浮く
[6-1] 「浮く」ということ
[6-2] 「比重」と「密度」
[6-3] 「熱気球」はなぜ「浮く」のか
[6-4] 「液体温度計」の原理
[6-5] 「飛ぶ」ということ
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