高度なグラフやアニメーションを描くオープンソース・ソフト
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林 真 著
2014年11月17日発売
A5判
208ページ
定価 \2,530(本体 \2,300)
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ISBN978-4-7775-1866-1 C3004 \2300E
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「ParaView」は、データを「グラフ」や「アニメーション」にすることによって可視化するソフトです。アメリカのKitware Inc.が開発したソフトで、オープンソースで配布されており、誰でも無料で使うことができます。
「スタンド・アロン」や「クライアント/サーバ」「分散システム」として動作するだけでなく、フレームワークとしても利用できます。
柔軟なアーキテクチャをもち、小さなデータであればパソコンでも動作し、大きなデータであればスーパーコンピュータでも動作させることができます。シングル・プロセッサでも分散環境でも動作できるなど、用途に合わせて実装できます。
本書は、好評だった「はじめてのParaView」の後継書ですが、ParaViewが「64ビットや並列処理の対応の変更」「設定画面はより説明的」など、大幅に変わったため、本書もそれに合わせて全面的に書き換えています。
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■ 主な内容 ■ |
はじめに
第1章「ParaView」とは
[1-1] 本書の想定している読者
[1-2] 「ParaView」とは何か・歴史
[1-3] 「ParaView」の特徴一覧
[1-4] 「ParaView」の構造
[コラム]「ParaView」の事例
第2章インストール・メイン画面
[2-1] ダウンロードとインストール
[2-2] メイン画面とツール・バーの概要
[2-3] ヘルプ
[2-4] 単純な図形の描画
[2-5] 流体の描画
[2-6] アニメーションの描画(構造系データ)
[2-7] データの抽出
[2-8] データの読み書き
[2-9] インターネット上のデータを使ってみる
[コラム]「Linux」環境でのインストール
第3章 各機能の解説
[3-1] メニュー
[3-2] ツール・バー
[3-3]ビュー
[3-4]フィルタ一覧
[コラム]「Catalyst」メニュー
第4章 Pythonスクリプト
[4-1] Pythonシェルの起動
[4-2]Pythonでプログラミング
[4-3]フィルタのプログラミング
[4-4]データのプログラミング
付録
[付録A]ソースからコンパイルに挑戦
[付録B]「VTK」について
[付録C] クライアント/サーバでの運用
索引
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