オープンCAE 「Salome-Meca」ではじめる構造解析
オープンソースでできる業務レベルの解析環境
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柴田 良一 著
2014年 2月24日発売
A5判
184ページ
[DVD付]
価格 \2,750(本体 \2,500)
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ISBN978-4-7775-1816-6 C3004 \2500E
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「Salome-Meca」は、プリポスト「SALOME」と構造解析ソルバ「Code_Aster」を統合したソフトです。このオープンソースのCAEソフトは、「eDF」(旧フランス電力公社)によって開発されました。
※CAE・・・Computer Aided Engineering:コンピュータによる設計支援。
技術立国を目指す我が国としては、「CAE」環境の整備が急がれますが、現状では、
・ 「商用CAE」は、教材は整っているが、導入コストが高い
・ 無償である「オープンCAE」では、どこまでの解析ができるか分からない、
また、サポートやまとまった資料がないため、独学が難しい
といった問題点があります。
本書は、初めて「CAE」に取り組む企業技術者や、大学高専の授業で「CAE」を始める人を対象に、著者らが制作した「DEXCS-Salome」(デックス・サロメ)を使って、構造解析のもっとも基本となる「応力解析」について、詳しく解説します。
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■ 主な内容 ■ |
第1章 「Salome-Meca」ではじめる構造解析
「オープンCAE」構造解析の目的
「Salome-Meca」の機能と可能性
本書の目的と想定した読者
解析システムの準備方法
第2章 「応力解析」の基本操作
「応力解析」が目的とすること
理論解の説明と計算
基本演習の定義と目標
プリ処理:「形状作成」や「メッシュ」など
ソルバ実行:「構成ファイル」と「解析実行」
ポスト処理:解析結果の表示と分析
解析結果の分析検証と今後の課題
第3章 「応力解析」の応用演習
条件を変えた比較演習の解説
実践を目指した自主演習の解説
演習内容を応用した検討課題
付録A 「Salome-Meca」の実践的活用
付録B 関連ソフトウエアとの連携
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