原発の危険性はすでに指摘されていたが、ついに起こってしまった“メルトダウン”!
超臨界【増補版】
暴発4秒前:ハイテク社会への警鐘
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綱渕 輝幸 著
2011年 6月14日発売
A5判
240ページ
定価 \2,090(本体 \1,900)
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ISBN978-4-7775-1607-0 C0042 \1900E
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本書初版(2007年)で危惧した原発事故が、ついに起こってしまいました。
福島県の原発事故を踏まえ、新原稿「最悪レベル7」「内部被曝」「地震兵器と原発」を加えました。
原子炉で言えば、『超臨界』とは、単位時間当りの核分裂数がどんどん増えていく危険な状態のことで、原子炉の出力が急上昇し、一瞬で大爆発に至ります。
ハイテクシステムへの盲信が『超臨界』を招きます。ハイテクこそが「安全」と勝手に思い込んだとき、人間が理解している工学原理がいかに小さなものかを忘れてしまうのです。
本書は、「原子力」「半導体技術」「新エネルギー」「コンクリート劣化」「電磁波」などの問題を取り上げ、ハイテク社会の危険性を紹介しています。
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■ 主な内容 ■ |
はじめに
■ 原発で国家が滅ぶということ
■ 1000万点もの原発部材の日常点検は不可能
■ 原発は4秒で爆発する
■ 原発は爆発する
■ 電源喪失(ステーション・ブラックアウト)
■ フジツボの生命力とチタン・パイプ
■ パイプと失われた職人技
■ 原発の「大口径流量計」は狂っている
■ チェルノブイリ原発事故20年目[1]
■ チェルノブイリ原発事故20年目[2]
■ 活断層の真上は安全か?
■ 断層の破壊エネルギー
■ 原発耐震設計値の謎
■ 世界一危険な半島
■ プルサーマルは亡国技術
■ プルサーマル/MOX燃料の危険性
■ 伊方原発プルサーマルと巨大断層
■ 六ヶ所村の再処理試験スタート
■ 日立と東芝に仕掛けられた原発ビジネスの罠
■ 原子力発電の仕組み
■ 「放射能防護服」というものは存在しない
■ 東芝の原発事業
■ 瞬間致死放射線量200レム〜600レム
■ 放射線によるDNA障害
■ 放射線・放射能
■ 隠されていた原発『臨界』事故
■ 崩壊熱の危険性
■ 最悪レベル7
■ 内部被曝
■ 「地震兵器」と原発
■ 中国の原子炉は核爆弾
■ 核爆弾2万7000発
■ プルトニウム不明問題
■ 携行型核兵器はペットボトル・サイズ
■ 核兵器原料約4000トン
■ 核ロケットと地球環境破壊
■ 原発とシャブコン
■ 阪神淡路大震災が教えてくれたコンクリートの劣化原因
■ 小樽の本物コンクリート
■ 二千年前のコンクリートは強い
■ セメント品質の劣化
■ コンクリート混和剤
■ アンモニア・ガスが出るコンクリート
■ 「ふげん」のコンリート強度の嘘
■ 太陽の不思議
■ 光と中性子の不思議
■ 太陽由来の中性子が電子機器を破壊する
■ 太陽フレア
■ α線問題→中性子問題
■ MTTF(平均故障時間)
■ インテルが予測するコンピュータ技術の限界
■ 無線LAN
■ TEMPEST(情報傍受問題)
■ エシュロン(ECHERON)
■ 止まるプリウス止まらないベンツ
■ 自動車はコンピュータ
■ 旅客機と電磁波
■ HERO
■ 新型ジェット旅客機と炭素繊維
■ 航空機と宇宙線問題
■ ソニーの電池が破裂した
■ ケータイの電池が破裂した
■ キッズケータイで旅客機が墜落する
■ ケータイは21世紀の公害になる!?
■ 携帯電話がハイテク社会を破壊する[1]
■ 携帯電話がハイテク社会を破壊する[2]
■ 携帯電話がハイテク社会を破壊する[3]
■ 電磁波とは何か
■ 電磁波は安全か?
■ パソコンの金属筐体化はなぜか
■ 電磁波の人体への影響
■ 電磁波過敏症
■ 医学生とアトピーと電磁波過敏症
■ マンションから携帯電話アンテナが降る
■ 通勤電車の中は電磁波がいっぱい
■ 精神科医が警告する「電磁波の危険」
■ シリコン・ウエハの大口径化技術の限界
■ 半導体技術は戦略技術
■ インテルを蘇らせた日本人
■ ウルトラクリーン・テクノロジー
■ ユビキタス社会への識別番号技術
■ 無線ICタグ
■ 無線ICタグの問題点
■ レアメタルが決める日本産業の明日
■ 「常温核融合」研究の現実
■ 地球温暖化の真実とは?
■ 新エネルギーは原発の発電容量の50%を超えた
■ 海洋温度差発電と水素
■ メタン・ハイドレートは次世代資源
■ メタン・ハイドレート崩壊の危険性
■ 太陽電池の可能性
■ 風力発電と原発[1]
■ 風力発電と原発[2]
■ 風力発電65%増加/中国
■ 水素エネルギー社会
初版あとがき 参考文献 索引
※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。
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