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「クラウド」を活かして賢い情報生活!
クラウドユーザー[No.3]
I/O 編集部 編
2012年 9月 6日発売   B5判  96ページ 定価 \1,026(本体 \933)
雑誌コード 61483-06    ISBN978-4-7775-0156-4 C9404 \933E
クラウド時代の課題 〜データを守る〜
 安価・安全を謳う「クラウドサービス」が、大規模データ管理会社向けサービスや、一般ユーザー向け無料サービスとして、続々登場しています。
 「クラウドサービス」が今後のコンピュータ利用の主流になることは間違いないでしょう。そして、その中身が実際にはどうなっているか、ユーザー側が知る必要はないと考えられていました。
 そんなときに、「クラウド大規模データ消失事件」が起きました。
 このトラブルによって消失したデータは、復旧不能であると発表されており、補償についても未確定です。この事件は、業界に大きな衝撃を与えました。
 ユーザーにとっても、他人事ではありません。無料ネットストレージの利用規約を読んでみても、「トラブルがあっても、データの保証は一切しない」と記述されているケースがあります。
では、ユーザーはデータをどのように管理すればいいのでしょうか。
 本誌(No.3)では、雲に隠されたクラウドの構造と大規模データ消失事件を分かりやすく解説。ユーザーは、「クラウド」と「ローカル」、どのようにデータを振り分けるのが望ましいか、バックアップはどうとるのか、など、データの保存方法について解説します。
その他、外出先から自宅のPCへアクセスするためのクラウドサービスや、クラウドを便利に活用するためのスマホアプリもあわせて紹介します。
■ 主な内容 ■
CONTENTS


 「クラウドとは」

 ■ファーストサーバ事故を教訓に安全なクラウドの活用を考える

 引き金は脆弱性対策。適用ミスで全サーバのデータが消失
 マニュアルに従わない、ベテラン担当者の傲慢か?
 バックアップが同一筐体に保存され、保全が万全でなかった可能性


 サーバ停止とデータ消失で受けた影響、そして賠償問題
 今回は、たまたま起きただけ。どのサーバでも起こりうる事故
 クラウド・サーバが落ちれば、「Dropbox」「Evernote」も使えなくなる
 自社サーバなら安全だがコスト高。きちんと管理できるのかも問題


 ユーザー側でのバックアップは必須。ネットワーク越しのバックアップをどうするか
 障害に備えるために、複数の経路のサーバを契約
 ユーザー認証が素通りする危険。データにアクセスできなくなる危険
 クラウドは巨大ゆえにリスクが高い。適材適所での活用を
 業者を選ぶときは、ユーザー数が多いところを選ぶ

 ■クラウドの裏側はインフラ技術の集大成

 「オンライン・ストレージ・サービス」とはどのようなものか
 「オンライン・ストレージ・サービス」の機能がどのようにクラウドを活用しているのか
 「クラウド」と「ローカル」の違いを考えれば、「クラウド」の裏側が見えてくる
 「クラウド」がサービスを24時間365日止めないようにするために


 ビッグデータのこれから

 ■データのバックアップはどうするべきか

 データバックアップとPCまるごとバックアップ
 中級者以上にお勧めの「RAID」の構築


 クラウドへのバックアップは安全か
 クラウドにあるデータは、ローカルにもバックアップしたほうがいいのか
 クラウドに向くバックアップデータ、向かないバックアップデータ


 「同期」と「バックアップ」機能の違い
 データを「どこ」に記録して「どのように」守るか
 Webサービスの利用規約に潜む落とし穴

 ■トラブルを未然に防ぐ共有設定の再点

 「SkyDrive」は、細かなアクセス設定が可能
 共有フォルダを管理するポイント


 Googleドライブの共有フォルダを設定する
 Google+と連携して共有リンクを投稿する
 Dropboxの自動同期とフォルダ共有
 共有フォルダで他ユーザーとコラボレーション


 Facebookのウォールの共有設定
 Google+のストリームの共有設定
 Twitterの共有設定

 ■クラウドを活用するアプリを使ってみよう

 スマートフォンとクラウドで、新しいコミュニケーションの形をつくる「LINE」
 スマートフォンで重宝するクラウドなメモアプリ「GNotes」
 最新情報を見逃さない!クラウド時代のブックマークアプリ「Pocket」


 「ESファイルエクスプローラー」とクラウドを利用して、スマートなファイル管理を!
 クラウドを活用するアプリ


 「リモートデスクトップ」を利用して、マイクラウド環境を作ろう!
 古くからある技術の「リモートデスクトップ」と、最近話題の「クラウド」との関係は
 「リモートデスクトップ」の近い未来を考える
 「リモートデスクトップ」のアプリ


 「Hotmail」から「Outlook.com」へ
 「iPhone」で撮影した写真を、自動的にパソコンと同期させる
 クラウドを活用する、「iPhone」「iPad」向けオンライン・ストレージ対応アプリ


 Column
 Webサービスの利用規約に潜む落とし穴
 「Facebook」に投稿した情報やコンテンツを保存する
 モバイルに対応した「Facebook」アプリを使う
 携帯電話で「Facebook」を利用する

※ 内容が一部異なる場合があります。発売日は、東京の発売日であり、地域によっては1〜2日程度遅れることがあります。あらかじめご了承ください。

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